【6月2日KAMINARIMONに参加しました】

【6月2日KAMINARIMONに参加しました】
〖飛び級〗
その昔自分がアマチュアだった頃の大会は、初心者だろうがベテランだろうが有無を言わさず階級別に一つのトーナメントにぶち込まれるという、”選手にやさしくない”大会しかありませんでしたね。
翻って見るに現在の大会は選手のレベル別に細かくクラス分けされ実力の釣り合ったもの同士のマッチメイクを1試合毎に考えなければならないので、主催者側の手間と苦労は相当なものであろう。
適当な相手が見つからない場合は「今回は試合が組めませんでした。」なんてことも発生するのだ。
また突然選手が欠場したりなんかすると、主催者はすご~く困るのである。(ーー;)
KAMINARIMONはレベルに合わせて4段階(下からSC、C、B、A)に分かれている。
下からスタートして原則”3勝”すると次のステージに上がれるシステムになっている。
ウチから参戦する内藤選手(小学五年生)は2月大会で”SC”で初参加し初勝利!
まだ1勝しか挙げてませんが内容は圧勝だったので今回は”C”に飛び級させてエントリーしました。 

 

〖頭部打撃の危険性〗
SCとCクラスの違いは頭部へのパンチがOKか否かの1点である
立場上ケガに対しては常に気を配らなければならないが、過去に身近な人間が網膜や脳に障害を抱える例を何件も見てきたため、頭部に対する打撃に関しては神経質にならざるをえない。
特に成長期の人間が顔を殴りあうというのはいかがなものかと思うが・・・。
悩みだすとスパーリングでさえ怖いのである。
この辺の常識?は時代と共に更新されており例えば、頭部を保護していたはずの”ヘッドギア”が、現在では実は脳震盪を起こしやすくて危ない物ということになってしまっている。
「今更そんなこといわれてもなぁ~(-_-;)」と感じている人は自分だけではないはず。
事実アマチュアボクシングの試合ではヘッドギアを廃止してしまった。
何が正しい情報で何が間違っているのか?
幸いにして自分は目は良く視えるし(裸眼でプラモをつくれる)、脳みそも至って正常?、試合練習含めてダウンした事がほとんど無いので、それらの経験を踏まえて教え込んでいくしかない!
まずはパンチをなるべくもらわないこと。(←そりゃぁそーだ!)
ブロックを主とした防御をしっかり反復させ、打ち合いを避けるようなファイトスタイルを構築する。
また被弾したときのダメージを抑えるため、首を中心とした体幹を鍛える。
今大会に向けて以上の2点を重点に置いて練習を行ないました。 さあ、いざ出陣! 

〖忘れ物〗

会場に到着してから”道具一式”を入れたバックを家に忘れて来たことに気が付いたそうです。
父親が慌てて取りに戻り(高円寺⇔大森)ギリギリ試合に間に合ったというハプニングが。
その間当人は全く意に介さずの超大物ぶりを発揮していました。(←そんな余裕ぶっこいたヤツ他にいねーぜ!(-_-メ))
{○内藤繋(ドラゴンジム東京)判定(ポイント6-2)林蒼介(KINGBEE/SUZUKICKS)×}
対戦相手の林選手は本大会の常連で、前回5月大会ではKO勝ちしているようだ。 
さて試合開始。
前半はミドルキックで押しまくり立て続けに6ポイントを先取! あと1ポイント獲ればKO勝ちだが・・・リーチがかかってから急に失速し、2ポイントを返された所で試合終了。
結果だけ見ると圧勝に思えるが、実は課題山積みの内容なのでした。
次回までに修正して出直しである。(-"-)