【11月10日 NICEMIDDLEに参加しました。】

【オヤジ同士のドつき合い】
中高年同士による試合、いわゆる”オヤジファイト”がブームですが、そのパイオニア的なイベントが今回初めてお邪魔させて頂いた”NICEMIDDLE”なのです。
オヤジファイトと聞くと 『メタボのオッサン同士がハアハア息切らしながら汗だくになって殴り合う』
といったユル~いシーンを思い浮かべてしまうが・・・。(←私だけですか?)
今回は全18試合”36名のオヤジ”が新宿FACEに集結。
参加者の肩書をを見るとそれぞれ”元プロ”や”アマチュアで何十戦”などなど、ガチで勝ちに来ている選手しかいない!
そもそも申し込みにあたっては 厳格な身体チェックが何層もあるので、上記の例↑のような不健康のカタマリのような奴はハナから参加出来ないのである。
Youtubeで最近の動画をいくつか拾ってみたが、レベルはかなり高い。
ハンパな気持ちで参加したら大ヤケドであろう。
旗揚げから11年、46回目に突入した本大会は なかなか”敷居の高い”大会なのである。
特に今回はタイトルマッチが3試合も組まれているとあって 会場内は超満員で第一試合からヒートアップ!
ヘタなプロ興行よりも よっぽど盛り上がっているのである。
ちなみに参加資格は健康であることに加えて、参加費として”3万円以上のチケットを購入する事”である。
まあこの年代 唸る程お金持ってそうだから(←そうでもない?)問題ないか。
【20歳の息子に背中を見せたい43歳】
{○栗田龍也(DRAGON東京) 2R判定 黒川芳秋(TEAM ZERO)×}
キャッチフレーズは”20歳の息子に背中を見せたい43歳”である。
対する相手は”高砂の黒ヒョウ”こと黒川芳秋選手46歳。
栗田選手は過去 高校生の時代にプロを目指していたが果たせず、今回2度目の青春に夢をかなえました。
そうなのである、この大会 ルールはアマチュアそのものなのだが、
演出(入場シーン、ラウンドガール等)にはきわめて”プロっぽい”ものが用意されているのだ。
各界に広い人脈がある栗田選手、50人近い大応援団に加えて なんと!
知り合いの某有名ミュージシャンにオリジナルの入場曲まで作ってもらったという気合の入れようだ。 
今回に向けて約3か月間、プロと見紛うほどの練習内容をこなし、しかも最近はK-1アマチュア大会で自分の年齢の半分近い選手と互角にやりあって来たので、同年代が相手なら よもや苦戦することはあるまい。 
「次 タイトルマッチもすぐ行っちゃう?」など楽観ムード満点の我が陣営であったが・・・・。
これが とてつもなく思い上がった考えであったことに ゴング直後に気づかされることになりました。(-_-;)
さて1R開始。
こちらの有効打が圧倒的に多く 優勢なのは間違いないのだが、相手が非常に打たれ強く かまわず前進してくるので、ローブ際まで後退させられる場面も。
2Rに入ると優勢なのは変わらないにしても こちらも被弾する展開が目立ち 危ない場面も多少あったが 流れをキープし、そのまま試合終了。
結果だけ見ると3-0の勝ちなのだが、練習の成果がほとんど発揮できず大苦戦、非常に反省点の多い内容となりました。
相手の黒川選手も強かったのだ。)
試合後の勝利者インタビューで超満員の会場に向かって 「タイトルを獲りに行きます!」 と宣言しちゃったのでもう後には引けない。
1週間休んだら仕切り直し、練習再開だ。