【12月20日 STAND UPに参加しました】

本大会はyoutubeで観戦できます。”新空手” のHPから入れます

 

https://www.youtube.com/watch?v=TV4LXAE7dCM&feature=youtu.be

 

(ドラゴン東京の出番は 4:05:50/4:09:30/4:28:15/7:11:15)

 

 

〖試合納め〗 

 試合の少なかった2020年、ドラゴン東京の今期のトータル戦績は現時点で黒星1つ先行の負け越し状態。

負けたまま年を越したくないので (←勝敗にこだわり過ぎるのもどうかと思うが)、12月6日開催予定の ”RISE NOVA” に照準を絞り、起死回生を図るべく精進していましたが・・・・・。

 「さ~て、そろそろ申し込み書出すっぺか~。」 と気が付いた時にはなんと! とっくに締め切りが過ぎていたという。(-_-;)

何でも今回応募が殺到したらしく、募集開始からわずか2日で打ち切られてしまったのである。 そんなぁ~~~(T_T)

ウチは毎回出てるんだから ”常連枠” みたいなものをRISE主催者は残しておくべきではないのかね!(←無いですよね、そんなの やっぱり。)

 

 あらゆる意味でスッキリしない気分で2020年を終えなければならないのか! 絶望的な気分に陥っていたところ ”駆け込み寺” 的な大会が年末にまだあることが判明!

 ”5冠王” 寺戸伸近選手が次世代育成のために、新たに立ち上げたというイベント ”STAND UP” がそれである。 (今度はソッコーで申し込み、そして間に合いました。) 

STAND UPとは ”新空手(新空手道交流試合)” のスピンオフ的?な立ち位置の大会らしい。

 

〖新空手とは何か?〗
 格闘技ブームが始まった80年代、実戦カラテと言えば手による顔面攻撃を禁止した いわゆる ”極真ルール” が主流でしたが、そこに 『グローブを付けて顔面攻撃をOK』 とした
”グローブ空手” なる概念が台頭してきました。 そのパイオニア的な存在が新空手なのです。(この流れはのちにK-1の誕生へと繋がって行きます)
初期段階では主催者及び参加団体の大半がキック関連だったので、空手とは名ばかりで 実態はキックのアマチュア大会の走りでもありました。
 しかし厳密に言うとそれも正しくないのかも知れない。 なぜなら出場規定の縛りがまだ甘く、プロ選手も普通に大勢参加していたからである。
 当時のキック界の勢力図は ”全日本” と ”MA” の2大団体がしのぎを削っていましたが、アマチュア大会に相当するのは ”コレ1本のみ” なので団体の垣根なく集結していました。
必然的に層が厚くなり、上位陣のレベルは凄く高かったと思います。
 この状況↑を現在の令和の世に置き換えて 分かり易い例え話をするならば、『新生K1とRISEが合同でアマチュア大会を開催している』 ようなものである。 あり得ないけど。(もっと交流すればいいじゃんね!)

 

 

ところで何故に私は新空手についてこれだけ詳しく語れるのか?

 

ネットで知識を漁ったわけではない。 要するに ”当事者” であったからである。

自身が格闘技を始めた頃の一時期 (昭和末期~平成初期) にレギュラー参戦して、経験を積ませてもらったという 思い入れのある大会なので、今回は故郷に戻ってきた気分です。

 

 その頃は新空手が世に認知され出して 急拡大していく時期と重なり、徐々に出場人数も膨れ上がり、自分が出ていたトーナメントなぞは100名を超えることもしばしばでした。 

 

今時の大会だと2~3名のエントリーしか無くても、トーナメントが成立してしまう現状を見ると、「無理にトーナメントにしなくてもいいじゃん!」 と思ってしまいます。

 

 

{○福田 歩(DRAGONGYM東京) 判定(ポイント7-4) 河上 琥珀(パラエストラ千葉)×}

 いつもは全く緊張しない子なんですが・・・今回は様子が違う。 本大会で使用しているメーカーのヘッドギアが合わず、どのように調整し直してもアゴ部が喉に喰いこむようで、

緊張を通り越してほとんど泣きそうな表情になっている。 何が災いするかわからないのである。 

 「2分間だからガマンしてね!」と半泣き状態のまま、無理やり リングに上げて試合開始!

相手の選手は1学年下で体格差も相当あったのだが、最後まで粘られて僅差の判定勝ち。 そしてさっきまで泣きそうだったくせに 試合が終わった途端に ”ドヤ顔” に変貌してました・・・・。

 

{○山﨑 慧梧(DRAGONGYM東京) 判定(ポイント5-2) 菅 史龍(チームドラゴン)×}

 同対戦は10月に引き分けに終わりましたが、舞台を変えてダイレクトリマッチが実現! 対戦が決まってからというもの、対策に余念がありませんでしたが・・・・。

残念ながら対策の成果が出たとは言い難く、むしろほぼ毎日練習したことで培った ”地力の差” でわずかに押し切った形となりました。 良いライバルになって行くといいですね。

 

{△内藤 繋(DRAGONGYM東京) 引き分け(1-1) 木谷 陽晴(谷山ジム)△}

 相手の木谷選手はあらゆる大会に片っ端から出まくっているという試合巧者である。

今回諸事情が重なりほとんど練習が出来ず、どうなるものかと思っていましたが・・・・。 相手が執拗に組み付いてくるためスタミナを奪われて前半を終了。

インターバル中に 「このままだと負けだぞ!」 とハッパをかけて送り出し、後半やや盛り返して何とか引き分けに持ち込みました。(私の採点では負けですが・・・)

次回はしっかりした準備で臨みたい。

 

 

{○山﨑 直也(DRAGONGYM東京) 判定(ポイント7-0) 妹岡 泰憲(南浦和武道交流会)×}

 

 山﨑慧梧君の父親である。 普段息子が味わっている痛みを、自分も経験してみようという すばらしいお父さんなのである。

元々は関西の実戦カラテの出身であるが、試合に出るのは20数年ぶりとのこと。 しかもカラテとキックでは似て非なる競技。 

 カラテ特有の ”クセ” が残っているとキックルールに対応できないので、動きの質を根本から転換すべく ほぼ毎日練習を積み重ねて来ました。

キックがほとんど出せなかったのは反省点だが、結果は相手に1ポイントも許さず判定勝利!

 

 

 これで2020年ドラゴン東京 ”勝ち越し” 決定! 気持ち良く年が越せそうです。(-ω-)/