ウチは5月に引き続いて2回目の参戦です。
この大会はバリバリのムエタイルールで、審判団全員がタイの方々である。
レフリーがタイ人で何が困るかというと ”ストップがとても遅い” ことである。
『一度目のダウンは取らない!』 といった暗黙のルールでもあるのか?
見ている方がヒヤヒヤする位続行させますよね。
アマチュアなんだから安全のために (特にキッズは) 早めに止めてほしいものである。
前回は ”KOする側” だったので良かったのだが (←良くはないですよね)、今回はいつでも投入出来るように、タオルを握りしめていました。
{○山﨑 慧梧(DRAGON GYM 東京) 判定3-0 戸田 水蓮(トライハードジム)×}
最近慧吾君も名前が売れてきたようで、イージーな対戦が無くなって来ました。
トライハードジムもチャンピオンクラスがゴロゴロ在籍しており、戸田兄弟と言えばこの世界では名の知れた存在で、特に水蓮君はアマチュアキッズの ”先頭集団” の一角である。
実はこの両者 半年前に対戦しているのだが、その時は実力差があり過ぎて ”悔しさも感じない程” ボロ負けを喫してしまいました。
しかし現時点では ”互角” まで追いついたと判断して対策を練りました。
有効だったのが長距離からのストレート系のパンチで、何発か効いたのであろう、1R中盤から相手が焦って空回りする場面が増え、これで勝負アリ! 2Rもペースを守り切り リベンジに成功しました。
↑サラッと書いてますが決して楽な戦いでは無かったので、今後何度も同対戦が組まれることでしょう。
試合後 ”次世代のエース候補” と目される トライハードジムの龍聖選手と記念撮影させていただきました。
何よりの ”勝利者賞” ですね。
{○松井 竜生(DRAGON GYM 東京) 判定2-1 永島 悠雅(Y.ZD石神井公園)×}
今回がデビュー戦。
本来なら3年前に出ているハズだったのだが、交通事故のケガでこの間を棒に振り、いよいよとなった所で今度は直前に足首の捻挫である。
ケガを押しての強行出場だったため満足な動きが出来ず、私の採点では ”負け寄りの引き分け” でしたが・・・・何をどう評価されたんだか2-1で判定勝ちとなりました。
「ごっつあんゴール頂きます。」
{○須賀 大地(DRAGON GYM 東京) 判定3-0 種野 祐介(西日暮里ストライキング)×}
須賀選手はインターハイ経験のあるボクシングエリートである。
前回の試合は僅か11秒で終わらせてしまったため、今回は 「長引かせて色々試したい」 との余裕発言だ。 (←常人はマネしちゃダメだよ!)
1、2R通して 思い通りのパンチを当てまくり、相手が不憫に思えてきました。
実力差があり過ぎる場合は、早めにKOするのも優しさなのではないでしょうか?
{×小林 大志郎(DRAGON GYM 東京) 判定0-2 溝淵 健太(ネクストレベル渋谷)○}
2か月後に40歳を迎える小林選手の挑戦である。
いつもは掴まえてから首相撲に引き込む戦法だが、何と!相手セコンドには ”ボヨヨン” 大月晴明選手が付いており、コピーさながらの動きで掴ませてもらえない。
2R後半にようやく首相撲の展開になったが時遅し!完敗を喫してしまった。
しかし1度だけだが ”目の覚めるような” 芸術的な足払いを決めることに成功!
これがいたく気に入られたのか?ジャッジ1名が引き分けの判定でした。
1Rから積極的に行っていればと悔やまれます。